今、世界でいちばん有名な雪だるまといえば、「オラフ」でしょうか。そう、ディズニー映画『アナと雪の女王(英題:Frozen)』に登場する、とても陽気で前向きなキャラクターです。
日本でもオラフは大人気ですが、実は、日本で雪だるまを作ると、あの形にはなりません。何が違うかというと……そう、日本の雪だるまは「二段重ね」なのです。
現在の日本の雪だるまのルーツは、江戸時代にあると言われています。名前の通り、もともとの雪だるまは、「だるま」そのものの形をしていました。「だるま」とは、禅宗(仏教の一派)の祖である「達磨大師」の座禅姿を模した縁起物です。倒れても起き上がることから、「七転び八起き」の象徴とされ、願いごとの成就や、災いを遠ざける縁起物として親しまれてきました。当時の雪だるまも、ただの遊びではなく、縁起物や魔除けとしての意味が強かったようです。それが時代とともに形を変え、今のような「二段重ね」の雪だるまになったと言われています。
一方、西洋のスノーマンは、現在「三段重ね」が主流です。頭・胴体・足の三段構成で、はっきりとした“人の形”をしています。つまり、日本の雪だるまと西洋のスノーマンは、同じ雪の人形でも、実はルーツがまったく違うのです。それでも「雪が積もったら、何か作りたくなる」という気持ちは、世界共通なのかもしれません。なんだか面白いですね。
日本には職人気質の人が多いからか、雪が降るとSNSには思わず見入ってしまうような個性あふれる雪だるま(?)がたくさん登場します。今日はぜひいろいろな「日本版」雪だるまを紹介するので、ぜひ見ていってください。あなたのお気に入り、見つかりましたか?