みなさんは「指圧」という言葉知っていますか?

「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」は、日本指圧専門学校の創立者・浪越徳治郎氏(1905–2000)が考案した指圧療法の根本理念を表す名言です。母が子を慈しむような愛情で指圧を行い、健康(命の泉)を導き出すという意味が込められており、1960年代のテレビ出演などを通じて広く知れ渡りました。 

この言葉の背景と指圧の基本

  • 「指圧の心は母心」の精神: 浪越徳治郎氏が、リウマチで苦しむ母親の体を指で押して痛みを取り除こうとした経験から生まれた言葉。他人を思いやる、優しい愛情を持って指圧を行うことが最も大切だという教え。
  • 「押せば命の泉湧く」の真意: 指圧によって細胞が活発になり、健康な状態(命の泉)が湧き出る、という意味。また、足裏のツボ「湧泉(ゆうせん)」を刺激することで気力を充実させるという意味も含まれる。
  • 技術的な特徴: 「押すのが8、さするのが2」という割合で、垂直に圧をかけるのが特徴。服の上から行うのが基本。

歴史

  • 1938年頃に創作され、1960年代のテレビ番組「アフタヌーンショー」でこのフレーズと共に広まりました。 
  • この理念は現在、日本指圧専門学校などで「母ごころ」として商標登録され、指圧の基本精神として受け継がれている。

創始者の浪越徳次郎について

日本と中国の指圧の違い

 駐豪日本
目的治療・改善。中医学(東洋医学)の理論に基づき、骨の矯正(整脊)や筋肉の深部へアプローチ。身体を整え、リラックスさせ、自己治癒力を高める。
刺激刺激: 痛みを伴うことが多いが、強めの刺激で慢性的な不調を改善する「治癒重視」。「痛すぎず、気持ちいい」刺激が一般的で、日本の繊細な感覚に合わせた低〜中刺激。
手法指の腹だけでなく、指の関節、肘、前腕(腕全体)も使い、ツボ・経絡・軟部組織を刺激する。主に親指の腹(指頭)を使い、垂直に「持続的な圧」を加える。
位置づけ中国では病院に「推拿科」があり、医師が治療として行う。 心身のストレス緩和や、肩こり・腰痛のケアなど、予防・リラクゼーションの側面が強い。 

日本でのマッサージは、中国式と日本式のコンビネーションが多いかもしれないです。

ちなみに映画テルマエ・ロマエにも出てますね>この指圧のすばらしさ。