日本の卒業式は、年度末である3月に行われるのが一般的です。 学校の課程を修了したことを祝う式典であり、明治時代に国の会計年度が4月開始・3月終了となったことに合わせて定着しました。 

卒業式の日程は学校種別

  • 高校: 3月1日前後に実施されることが多い。
  • 中学校・小学校: 3月中旬から下旬(多くは3月15日〜25日頃)に行われる。
  • 大学: 3月20日から25日頃に挙行され、正式には「学位授与式」と呼ばれる。
  • 卒業式が3月中旬に行われたとしても、書類上の卒業日は「3月31日」となる。
  • 学籍の有効期限: 卒業式後も、年度末である3月31日まではその学校の学生・生徒としての身分が継続。
  • 履歴書の記載: 2026年3月に卒業する場合、履歴書には「令和8年(2026年)3月31日 卒業」と記入するのが正式なルール。

卒業式内容

  • 儀式的行事: 学習指導要領に基づき、国歌斉唱や卒業証書の授与など厳粛な雰囲気で行われる。
  • 服装: 小中高では制服が一般的ですが、近年は小学校で袴を着用するケースも見られる。大学では女子学生の袴や男子学生のスーツ・アカデミックガウンが定番。
  • 定番の演出: 在校生による「送辞」、卒業生による「答辞」、そして「仰げば尊し」や「旅立ちの日に」などの卒業ソング合唱が感動を呼ぶ。 

日本における「年度末」の定義

  • 期間: 4月1日~翌年3月31日
  • 背景: 明治時代以降、国や地方自治体の会計年度が「4月~3月」に統一された名残で、官公庁に合わせて多くの企業が3月決算(事業年度末)を採用。

特徴

  • 決算と会計処理: 多くの企業が3月末に決算日を迎え、1年間の最終的な収支をまとめる。
  • 人事異動と引継ぎ: 新年度に向けた組織変更や、退職・異動に伴う引き継ぎが活発になる。
  • 学校・教育: 卒業式や終業式が行われ、4月の入学・進級へ向かう。
  • ビジネス習慣: 公共事業の予算消化や、年度内の予算達成を目指す取引など、業務が多忙になる傾向がある。

「年度」と「暦年」の違い

  • 年度(Fiscal Year): 4月1日~3月31日(主に会計・学校)
  • 年(Calendar Year): 1月1日~12月31日 

日本のように「4月~3月」を会計年度とする国は世界的には少数派(イギリス、インドなど)であり、多くの国は12月締めを採用しています。 

この使い分けはおそらく季節感が大いに影響しているんだろうなと思います。桜や夏休み、いくつかの祝日など、四季をフル活用して伝統を継承する傾向なんだろうなと。

ただ、私は個人的に自分の会社の〆は勝手に5月と11月にしています。(◎_◎;)