わたしはブラックバスフィッシングが大好きです。
趣味を聞かれると必ず「釣りが好きです」と答えます。すると「何釣りがすきなんですか?」と返ってきます。そして私は「ブラックバスです」と答えます。ここで必ずと言ってよいほど「えー!ブラックバスなんて食べられないじゃん!」と言われてしまいます。ここまでのやり取りを人生で100回以上繰り返していると思います。どうも釣りをやらない人は、釣り人は美味しい魚を食べたくて釣りをしていると思っているみたいです。
確かに、船に乗って沖まで出て、旬の魚を釣り上げて、瞬時に絞めて、綺麗に捌いた魚は美味しいこと間違いありません。ですが、魚屋さんに行けば、同じかそれ以上の魚が安く簡単に手に入ってしまうのです。私の目的が美味しい魚を食べることであれば、何万円、何時間と釣りに費やして、なんとコスパの悪いことをしているのでしょうか。私はそれが分からないわけありません。
では、私の目的はなんなのでしょうか。それは昔の人気番組が答えを出しています。「釣りロマンを求めて」これなのです。何万円もする道具も、早起きも、魚を待つ時間も、全てロマンを感じるためなのです。だから、釣れなくても、食べられなくても、釣りに行くのです。水の中を感じるロマン、憧れの魚にアプローチするロマン、最高級の道具を扱うロマン、実は魚が釣れていなくても釣りをするだけで目的のほとんどを達成してしまっています。魚を手にするという結果は、このロマンがなくては何の意味もないのです。だから私は食べないブラックバスを釣りに行って、魚が食べたくなったら回転鮨に行くのです。
最後に、これはあくまでも個人の感想ですので、美味しい魚が食べたくて釣りをしている人も沢山いると思います。