フリース(Fleece)は、1970年代後半にアメリカで開発され、日本では1990年代後半にユニクロの爆発的ヒットによって日常生活着として定着した、軽くて暖かい合成繊維の衣料品です。 ここでお気づきでしょうか?日本という国・文化の圧倒的傾向を。

そうなのです。我々や祖先が発明したものは、江戸時代以降さほど数は多くなく、Synchronicity:同時発生の文化や文明が追いついたもの以外では特記すべきものは少ないのですが、海外で発明されたものを改良したり、便利にしたりするのが大得意なのですー!細かいところまで気が行くのがすごいなぁと、日本人らしさが少ないワタクシなどは思うのです。(◎_◎;)

  1. フリースの歴史・開発(誕生の経緯)
  • 誕生のきっかけ: 1970年代、ウールに代わる、濡れても重くならず乾きやすい保温素材の需要が高まっていた。
  • 開発者: アメリカの素材メーカー「モルデンミルズ社(現在のポーラテック社)」が中心となり、ポリエステルから製造。
  • 誕生の瞬間: 1979年、アウトドアブランドのパタゴニアと共同で、毛皮(チンチラ)を模した「シンチラ(Synchilla)」を開発。
  • 特徴: 当初から「軽くて暖かい」「速乾性」「濡れても保温性を維持する」という機能が重視された。
  • 普及の背景: モルデンミルズ社の経営者アーロン・フューアシュタインが、あえて特許を取得しなかったため、安価で大量生産が可能となり、急速に普及した。
  • 日本上陸とブーム
  • 当初の導入: 日本には1990年代初頭にアウトドア向けとして輸入されていたが、高価で一般的ではなかった。
  • ユニクロの販売開始: 1994年にカジュアルウェアとして初めて販売。
  • 爆発的なブーム: 1998年ユニクロの原宿店オープンを皮切りに大ブームが到来。
  • 理由: 当時1,900円前後という低価格と機能性の高さ、ファッション性が受け、若者からお年寄りまで誰もが着るアイテムへと昇華された。
  • その後ユニクロは世界展開を果たす。現在世界中に。

国内ユニクロ: 797店舗

海外ユニクロ: 1,698店舗

グレーターチャイナ: 1,032店舗

東南アジア・インド・豪州: 380店舗

韓国: 126店舗

北米: 84店舗

欧州: 76店舗(2024年12月時点では11カ国で79店舗)

2024年秋には全世界の店舗数が2,500店舗を突破。

欧州(イタリア、スコットランドなど)、北米、アジアの主要都市で新規出店を加速しています。

3. 年表まとめ

1970年代後半: アメリカでポリエステル製フリース開発(モルデンミルズ社)。

1979年: パタゴニアが「シンチラ」を発表。

1994年: ユニクロが日本でフリース販売開始。

1998年: ユニクロ原宿店オープン。フリースブーム到来。

現在では機能性が向上し、防風機能やリサイクルポリエステルを使用したサステナブルな素材への転換が進んでいます。 

そして、執筆者大平個人は、ユニクロは不買運動の対象です、が、他のブランドのフリースは冬は欠かせないアイテムです♬ アメリカ在住時は ColumbiaやPatagoniaを着ていました。 しかも我が家の猫たちが、母を思い出して踏み踏みをするのがフリースが圧倒的に多いです。その次が毛布。かわいいですー。

みなさんも日本製のフリース持ってますか?暖かいですよね♬