アメリカ人とアメリカに移住してきている日本人以外の外国人は、一般的には玄関で靴を脱がないというのは知っていたはず・・・。けれども、1994年、父が亡くなって日本に1年戻って、またもや再渡米したあとに大学に戻ってそれを実感したのは、なんと生物の授業だったのでした。

私は父を亡くしてからも日本に定住する気持ちが起きず、せっかく事業用のヘリコプターライセンスがあるんだからと雇ってくださるという提案も蹴り、再渡米することにしてしまったのです。4年ほど住んだだけだったのに、もう私は日本の1年にがっかりが多くて、まだ若いのだからと戻ってしまったんですね・・・。

そしてヘリコプターのライセンスを持っている人が多いがために、しかもアメリカでもまだ女性が圧倒的に少なかったために、仕事がない・・・。(◎_◎;) インストラクターをやってみたんだけども、ハラスメントも多かったし、フライトタイムはなかなか蓄積しないし、お給料は安いし、で苦しかったんで、大学に戻ることにしてみました。そしてSummerの次のFall Quarterで初めて受講した生物。最初の実験では全員それぞれに自分の靴の後ろを、綿棒で浚ってスライドに乗せ、培養液と混ぜてから顕微鏡で見る、という作業工程そのものが学びだったんですが、びっくり仰天の学びがそこに・・・。(・・;)

自分の靴裏があまりに汚い。汚すぎる。なんだ、この物体は?などと、みんなが狂怒&狂憂乱舞状態になってしまい、先生がそこで私に話しかけることに・・・。なぜ?私が日本で生まれ育った日本人だったからなのです。

ーきくみ、なぜ日本人は玄関で靴を脱いで家の中では裸足や室内履きになるのだ?

ー外の汚れを家に持ち込まないためで、衛生的だからです

ー裸足で歩けるというのはなぜ?

ー廊下ではスリッパを履く家もありますが、私の家はトイレ以外はすべてスリッパなしの裸足でした。毎朝掃除をしてました。掃除機か箒で履いたあと、拭き掃除もします。アメリカではモップですよね。

ーどのくらいきれいか?

ー赤ちゃんがはいはいしても気にならないくらいです。

ーすばらしい!

というような会話があったわけです>一言一句記憶が正しいわけではないですが、こんな流れ。

そしてみんなが「おおおおー!」と感動し、その日からクラスの半分以上の人たちが、家の中で、あるいは自分の部屋で、靴を脱いで室内履きを準備したり、裸足で歩けるレベルの生活にしたらしいです。

すごい実験だった・・・。(◎_◎;)

みなさま、自分で汚さを持ち込んでいる自覚はありますか?私個人はCaliforniaに住んでいてもずっと玄関で靴を脱いだ暮らしを続けました。今後も同じですー!