群馬県と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
もしかしたら「特に何も思い浮かばない」かもしれません。でも、大丈夫!そんなあなたに、私の出身地である群馬県の魅力を私の視点でお伝えします。
群馬県は、東京から電車や新幹線を使って、およそ2〜3時間で行ける北関東の県のひとつです。日本では珍しい「海なし県」でもあります。関東平野の終わりに位置しているため、周囲にはたくさんの山があります。日本で山が多いということは、日本通のあなたなら、もうお分かりかもしれません。そうです。群馬県は温泉の宝庫なのです!
たとえば、日本三大名泉のひとつである草津温泉。温泉まんじゅう発祥の地とも言われる伊香保温泉。さらに、『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」にかかる赤い橋のモデルがあるとされる四万温泉などをはじめ、温泉地は約100か所あります。泉質もロケーションもさまざまで、きっとあなたが求めている温泉に出会えるはずです。
群馬県に生まれ育った私にとって、温泉は金曜の夜に温泉に立ち寄り仕事の疲れを癒したりできる日常生活の一部でした。(街中には24時まで営業している日帰り温泉があるのです!)今でも帰省時には必ず訪れています。
群馬県には温泉の他にも魅力的な場所がたくさんありますが、少しニッチで面白い場所を紹介させてください。それは日本一の「モグラ駅」と呼ばれる土合駅です。この駅は、群馬県から新潟県へ向かう上越線の途中にあります。駅のホームは標高500メートル以上の場所にあるにもかかわらず、なんとそこは地下!2000メートル級の山々の麓を走る路線のため、このような構造になっているのです。地上に出るためには、10分近くかけて486段の階段を登らなければなりません。薄暗い階段を上るのはまるでダンジョンを進むかのよう、そして長い階段を登りきったその先には、雄大な自然が広がります。
土合駅の近くには谷川岳という山があり、ロープウェーを使って日帰り登山ができます。谷川岳は標高が2000メートルに満たないにもかかわらず、3000メートル級の日本アルプスのような景観が楽しめるんです!この景色を生み出している理由のひとつが、群馬ならではの気候です。冬に日本海側からの湿った風が谷川岳にぶつかって山に雪を降らせ、山を越えた乾燥した風が群馬県の平野部へと吹き下ろします。この強く冷たい風が時間をかけて山稜を削り、険しくも美しい稜線を作り出しているのです。ちなみに、この風は群馬の冬の名物で「空っ風」と呼ばれます。県外の人が、冬なのに台風が来たのかと驚くほど強い風ですので、冬に群馬を訪れる際は覚悟してくださいね!
私は、モグラ駅からスタートして谷川岳を登り、帰りに水上温泉でゆっくり温まるコースが大好きで何度も足を運んでいます。書いていたら行きたくなってきました。笑
もし、あなたも行きたくなったなら、モグラ(地下)なのは下り線のみ、そして電車の本数がとても少ないので、しっかり下調べしてくださいね!それでは行ってらっしゃい!